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【話の泉】本好きにはたまらない『第1回 水の都の古本展』

2010-02-17 07:52




本好きにはたまらないお知らせです。
来月、大阪市中央公会堂で『第1回 水の都の古本展』が行われます。
大阪古本屋協会の店が協力しての開催で、重要文化財でもある中央公会堂で行われるとは何とも魅力的です。
 
インターネットでの本の注文は大変便利なのですが、注文する本は自分の趣味趣向に偏りがちになります。私も、
できる限り本屋さんに足を運んでまだ見ぬ、魅力的な本を積極的に探すようにしています。
 
今回の催しは本だけにとどまらず、文化や知恵の発見に結びつきそうで非常に楽しみにしています。
 
 
モズブックスのブログより http://blog.mozubooks.com/?eid=442886
※※※
先の見えない不況の中、モノが売れないのは、決して古書業界も例外ではありません。多くの古書店が時流に乗り遅れないよう、さまざまな工夫を凝らし、前を向いて生き残りを模索しています。しかし、それでも聞こえてくるのは実店舗の閉店や、売上の減少など、業界にとって厳しい話題の多いのが現実です。こうした逆風下においては、古書店は本当に扱いたいモノを扱えないというジレンマに立たされ、切歯扼腕、ともすればストレスを感じる場面すら出てきています。
今回、ご案内する「
第1回 水の都の古本展」は、そんな閉塞感を打ち破るべく、大阪古書研究会所属の会員書店7店が新たに立ち上げた古書展示即売会です。30代~40代前半の若手古書店主が中心となって企画いたしました。重要文化財にも指定されている大阪市中央公会堂という重みのある場所で、店主たちが本当に扱いたいモノを厳選して出品する展示即売会にしたいと思っております。
この試みが成功するのか、失敗するのか、蓋を開けてみるまで分かりません。しかし、状況に抗い、状況を打開しようと試みる若手古書店主たちの心意気にご賛同いただき、期間中、中之島一丁目の地、
大阪市中央公会堂へお越しいただけましたら、私どもにとって望外の幸せであります。
現在、お客様のご期待にお応えできるように、さらには
中央公会堂にふさわしい商品を集めるべく、参加各店とも蒐書に勤しんでおります。上記趣旨をご理解いただき、「第1回水の都の古本展」にご支援、ご来場賜りますことを、何卒よろしくお願い申し上げます。
※※※
 
 
第1回 水の都の古本展を以下の要領で開催いたします。
日時:平成22年3月8日(月)~11日(木) 午前10時~午後8時
     (
初日8日は午後1時から・最終日11日は午後5時まで
 
場所:大阪市中央公会堂 地下一階・展示室
 
主催:大阪古書研究会
 
後援:大阪市・大阪府
 
参加店:キトラ文庫・厚生書店・古書象々・書砦梁山泊・書肆銀鈴舎・杉本梁江堂・モズブックス
 
目録:出品目録抄を兼ねたパンフレットを作成。御得意様へ発送させていただくとともに、大阪市立東洋陶磁美術館や大阪府立中之島図書館など周辺施設にも設置させていただく予定です(2月中旬~)。