新着ニュース (詳細)

造園 大阪 >> 新着ニュース(一覧)

【知恵の森】突破口が開ける『広告コピーってこう書くんだ!読本』谷山雅計(著)

2010-03-17 07:47


タイトルだけみると広告のお話のようですが、内容はどの業界でも役に立つヒントが書かれています。

著者は資生堂/TSUBAKI「日本の女性は美しい」、新潮文庫「yonda?」、東京ガス「ガスパッチョ」などのコピーを手掛けた谷山雅計氏。

 

まず、コピーの鉄則として短く、簡潔にと説き、テーマに関係する内容を100個書きだすといいます。

例えば、ビールの場合は「ビールとおじいちゃん」「ビールと先生」「ビールと赤ん坊」など、
それからその中から関連性の面白いものに肉付けしていきます。

 

テクニックもさることながらなにより、「常識とコピーと芸術」の三分法は必読です。

著者曰く人にあるコトを聞くと大きく三つに分かれるといいます。

それは、「そりゃそうだね」と「そういえばそうだね」と「そんなのわかんない」。この3つの反応が作品の質を分けます。

あなたの作りたいものは「そりゃそうだね」なものでしょうか?それとも「そんなのわかんない」ものでしょうか?
常識と芸術の間の発想に気づかされます。

 

もし行き詰ったときは、突破口が開けるかもしれません。ぜひご一読ください。