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【千早赤阪村のおはなし】日本の棚田100選。千早赤阪村の下赤阪の棚田で稲刈り始まる

2010-10-11 07:29





下赤阪の棚田とは、室町時代の古くから形成され、小さいものまで数えれば千枚にも達することから「千枚田」ともいわれています。





近年、農業従事者の高齢化や後継者不足の中で、厳しい地形特性を持つ棚田の維持管理が難しく、耕作放棄地の増加が懸念されています。そのような中、平成11年7月に、棚田を保全整備し、将来にわたって棚田の活用を進め、農業や農村に対する住民の理解を深めてもらう目的で農林水産省が実施した「日本の棚田百選」に、本村の「下赤阪の棚田」が選ばれました。
 「下赤阪の棚田」は面積7.4ha、250枚の棚田があり、42戸の農家が耕作に従事していますが、「日本の棚田百選」に選ばれたことを契機として、棚田保全の機運が高まり、平成11年に地元農家の15人で構成する「下赤阪棚田の会」が結成されました。





2006年のデータによれば、金剛山を含め、同村には年間45万人が訪れています。大阪市中心部から車で約1時間の山間部に位置し、府内に残る唯一の村。棚田や緑豊かな自然、歴史が残る千早赤阪村へぜひお越しください。