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【知恵の森】究極のキノコの本 『きのこる キノコLOVE111』 堀 博美 (著)

2010-12-26 08:43


好きこそ物の上手なれ。
まさにこの言葉がぴったりな本の紹介です。

タイトルはズバリ『きのこる』
著者曰く、きのこの生き方には、人間が学ぶべきところがあり、人が生のままきのこに習い、きのこ的に生きることを「きのこる」と呼ぶそうです。


内容は、「きのこ」の魅力を語り尽くす文系キノコ読本で、寝ても覚めてもきのこに夢中な、京都の奇才・きのこライター著者が渾身のきのこ・ショート・コラム集111本を掲載しています。また、堀氏の「菌友」城戸みゆき氏によるキッチュなイラストも、きのこファンの心をとらえてくれます。
著者のきのこ愛」に徹頭徹尾もとづいた本であり、きのこの魅力を余すところなく伝えてくれます。基本的な生態、歴史・人物・神秘学・信仰などは当然で、「胞子萌え」まで登場します。

例えば、代表的なコラムで、
●「きのこの山」35年の歴史 -日本一メジャーなきのこ菓子-
●栃木県民大好ききのこ・ちたけ -なぜか地域限定、チチタケの味わい-
●かわいそうなきのこ -その姿や生態が同情を誘うきのこたち-

などなど。
ちょっと暴走気味の所もありますが、ここまでやるかと脱帽させられ抱腹絶倒のコラムが満載です。
さらに私は見てないですが関西の番組では、そのキャラクターときのこ愛が好評を博しテレビ出演されているそうです。

あなたもキノコにはまってみませんかと、訴えてくる非常にインパクトのある一冊です。
ぜひ、読んでみてください。