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【物見遊山】王陵の谷、太子町にある小野妹子の墓と科長神社

2011-02-03 16:25




歴史の時間、名前が女っぽく変に印象に残る小野妹子。
教科書以外で目にしたことはありますか?


近つ飛鳥と呼ばれ、日本最古の官道、竹内街道がある太子町。その竹内街道から少し山側に向かい、科長神社南側に小高い丘がある。100段ほどの石段を昇っていくと古くから小野妹子の墓と伝えられる楕円状の小さな塚があります。

『日本書紀』によれば推古15年(607)、聖徳太子の命により第2回遣隋使として鞍作福利らと隋に渡る近江国滋賀郡小野村の出身。


塚は『いもこ』の名で土地の人に親しまれる桜や紅葉の名所でも有ります。















すぐそばにある科長神社は、平安時代の『延喜式』という書物に記録された、いわゆる式内社と呼ばれる由緒のある神社。級長津彦命(しながつひこのみこと)、級長津姫命(しながつひめのみこと)など8柱を祀るために、八社大明神とも呼ばれる。

今も多くの史跡が残る太子町は歴史の息吹が各所に感じられます。